おしゃれな椅子が欲しい!
引っ越しやライフスタイルの変化があると、家具を見直したくなりますよね。
我が家も引っ越しとおうち時間が増えたタイミングでイスを見直したタイミングで出会ったのが、デザイン性があって低価格なものが多い、リプロダクトチェアでした。
買ったのはこちら!
リプロダクトチェアとは、意匠権などの権利が切れた家具を再現したイスのことです。今回はダイニングとリビング、どちらにもマッチしてお部屋になじみやすい北欧感たっぷりのイスを4つご紹介します。
【部屋になじむ】リプロダクトチェア4選~ダイニングチェアにおすすめの北欧イス~
リプロダクトチェアとは、意匠権などの権利が切れた家具を再現したイスのことです。デザイナーへのリスペクトを持ちつつ、時には別のカラーや素材で新たな息を吹き込ませた商品となります。
メリットとしては、本家よりも手ごろなものが多いこと。一方で、耐久性や保証面は本家の方がしっかりしていることが大半です。
一概に言えませんが、リプロダクトチェアの特徴は以下の通りです。
・デザイン性抜群なのに低価格
・カラーバリエーションが豊富
・部屋にマッチしやすい
・耐久性や保証は△
今回はダイニングとリビング、どちらにもマッチしてお部屋になじみやすい北欧感たっぷりのイスを4つご紹介します。
名作チェアごとに、本家とリプロダクトチェアの違いも交えてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
ジェネリックチェアと呼ばれることも!
ひじ掛けのないタイプ
シェルサイドチェア(イームズチェア)
「スクープ(アイスクリームをすくうスプーン)チェア」とも呼ばれる、丸み帯びたポップな座面が特徴。そして、足元はまるでエッフェル塔のような美しさがあり、まさに甘辛ミックス!
足元はエッフェルベースと呼ばれてます
多くの椅子のデザインを手がけたイームズ夫妻の名前から、「イームズチェア」と呼ばれることもあります。当初は不ファイバーグラスという素材を使っていましたが、環境リスクがあることがわかり、生産を一時中止に。その後ポリプロピレン製で再販、そして2023年からはは再生プラスチック100%へとモデルチェンジ!
不朽の名作ながらも今なお進化を続けています。
正規品でも6万円程度で買えるので、比較的リーズナブルです。リプロダクト品だと1万円前後なのでお手頃ですよね!
正規取扱店
ハーマンミラー社のものであれば正規品である可能性が高いです。
リプロダクト品
シェルサイドチェアのリプロダクト品の特徴
・足元のエッフェルベースが簡易 or 木製
・座家に馴染みやすいテイスト(例:座面がファブリックやレザー調)
・本家は版権がわかるよう座面背面にエンボスのロゴがある
セブンチェア
セブンチェアは「世界で一番売れているスタッキングチェア(積み重ねられるイス)」と呼ばれています。
デンマークのデザイナー、「アルネ・ヤコブセン」が手掛けた名作で、座面が広いのであらゆる体型の方にフィットしやすいフォルムとなっています。
背もたれが大きいので頑張ればひじ掛けになるかも…⁉
本家では9万円ほどしますが、リプロダクト品は5,000円から2万円程度です。
リプロダクト品
セブンチェアのリプロダクト品の特徴
・板が沿って左右非対称の可能性
・座面や脚が本家より太め
・背もたれのしなりが弱め
ひじ掛けのあるタイプ
ザ・チェア
ザ・チェアは「世界で最も美しい椅子」と言われています。
北欧のデザイナー「ハンス・J・ウェグナー」によって展示会用にデザインされたものです。当時はシンプルすぎるがゆえに「みにくいアヒルの子」と呼ばれていたそうですが、アメリカの大統領が立て続けで使ったことから、海を渡ったアメリカで爆発的な人気になったんだとか。
本当は白鳥さんだったようですね。
本家は100万円(!)もしますが、リプロダクト品なら4~10万円程度で手に入ります。
リプロダクト品
本家の座面はラタンやレザー張りですが、リプロダクト品ならではの、ペーパーコード(樹脂を含ませた紙素材の紐)の商品もあります。シンプルですが、脚の中央が膨らんでいたりと可愛さも持ち合わせた逸品です。
ザ・チェアのリプロダクト品の特徴
・座面がペーパーコードのカジュアルな製品もある
・手掛けと足にかけての接続部分が角っぽい(本家は曲線でつながってる)
・アームと背もたれの接合部分のギザギザがない(あるいはギザギザの数が多い)
Yチェア
Yチェア(ワイチェア)は「世界で一番売れた椅子」「世界で一番有名な椅子」とも呼ばれています。シンプルながらも美しい佇まい、そしてリラックスしやすい傾きのある背もたれが特徴的。くつろぐための椅子といった印象です。
北欧のデザイナー「ハンス・J・ウェグナー」によって、老舗家具屋のCARL HANSEN & SØN(カール・ハンセン&サン)用にデザインされました。
ソファのない我が家では、ダイニング兼日常使いに愛用しています。ペーパーコードの座面なので使えば使うほど体に馴染んでいきますし、軽いので移動も楽ちん。
本家から購入すると10万円ほどしますが、リプロダクト品は2~3万円で手に入ります。
正規取扱店
リプロダクト品
我が家ではグレージュを愛用中↑
Yチェアのリプロダクト品の特徴
・背板はUや太めのIが多い(本家は繊細なYの形)
・塗装がされていてメンテナンスがラク
まとめ:【部屋になじむ】リプロダクトチェア4選~ダイニング・リビングにおすすめの北欧イス~
いかがでしたでしょうか?
今回はお部屋になじみやすいリプロダクトチェアを4選ご紹介しました。
リプロダクトチェアはデザイン性があるうえに低価格なところが魅力です。
一方で正規品は長年愛されているだけあって造りがしっかりしていることや壊れたときの保証などが手厚いこともあり、信頼感があります。
・デザイン性抜群なのに低価格
・カラーバリエーションが豊富
・部屋にマッチしやすい
・耐久性や保証は△
どこを重視するかを天秤にかけてセレクトしてみてください。
素敵な一脚に出会えますように!