買い替えるだけでネット速度2倍!?
家の無線ルーターって壊れない限り使い続けてしまう節ありますよね。
無線ルーターの寿命は4~5年と言われ、Wi-Fiの技術進歩も数年でアップデートされる時代です。
4年以上経ったら壊れる前に無線ルーターを買い替えるのがおすすめです。
かくいう我が家も2023年冬に無線ルーターを買い替えました。
本記事ではITエンジニア歴10年の筆者が選んだ家庭用Wi-Fiルーター「TP-LINK Archer AX3000」についてメリット、デメリット(注意点)を解説していきます。
なるべく専門用語使わず初心者向けに解説するよ!
メリット | デメリット(注意点) |
---|---|
ネットが速くなる 4LDK/3階建までカバー コンパクト アプリで簡単操作 セキュリティソフトを手放せる コスパ最強 | 5LDK以上はカバーできない 光回線ならより良し |
なぜTP-LINK?
無線ルーターといったらバッファローのイメージ、正直筆者にもありました。
しかしそれはTP-LINKが2016年に日本進出するまでのイメージ。
TP-LINKはシンガポールに本社を置くIT機器メーカー。
2023年には12年連続で無線ルーターの世界No.1シェアを誇っています。
つまりTP-LINKルーターは世界ランキング1位!
それだけ世界で評価されているTP-LINKが日本の無線ルーター市場を塗り替えるのは難しくありませんでした。
TP-LINKルーターは性能の高さに比べて価格が手頃。
初期設定も簡単なのでまさに初心者向けのルーターとなっています。
TP-Link Archer AX3000:製品概要
規格 | Wi-Fi 6 |
Wi-Fi速度 | 5 GHz: 2402 Mbps 2.4 GHz: 574 Mbps |
Wi-Fi範囲 | 4LDK 戸建て3階建 |
接続台数 | 42台 |
セキュリティ | ネットワークセキュリティ:4種類 ゲストネットワーク:2種類 Wi-Fi暗号化:4種類 |
子供対策 | URLフィルタリングあり 時間制限可 |
管理 | スマホアプリ Web管理画面 |
寸法 | 166x 157 x 45 mm |
Wi-Fi 6とは2024年1月現在の最新規格。
スマホの電波でいうと5Gですね。
そして4LDKまで届く電波の強さ。
セキュリティは専門用語が並ぶので種類数でまとめました。
後でPCのセキュリティソフトが不要にできるか解説します。
子供対策として不適切なWEBページをブロックすることも可能です。
初心者向けにまとめてるから細かい仕様を知りたい方は製品ページへどうぞ
TP-Link Archer AX3000:メリット
ネットが速くなる
Wi-Fi 6は従来のWi-Fi 5より約1.5倍速いと言われています。
おまけにネット回線の混雑に強く、消費電力も抑えられて省エネです。
無線ルーターを5年以上使ってる方はWi-Fi 6対応の無線ルーターに買い替えるだけでかなりの速度改善が見られます。
WEB会議やゲームでも快適なネット生活が期待できます。
実際に我が家でどれだけ速くなったか「通信速度検証」でご紹介します。
4LDK/3階建までカバー
わが家は2SLDKですが、元々使っていたIOデータの無線ルータだと寝室まで電波が届かないこともありました。
TP-LINKのArcher AX3000に買い替えてから寝室まで電波MAXで届くようになりました。
在宅が増えてきた時代、家の隅々まで電波が届く無線ルーターがおすすめです。
コンパクト
アンテナ内蔵型で縦置き壁掛けどちらにも対応しています。
高さ16.6cm/幅15.7cm/奥行4.5cmのコンパクト設計は狭い場所でも柔軟に設置可能。
写真の通り、今まで使っていた古い無線ルーター(IOデータ)と比べてもそこまで大きさが変わらないので、我が家でも置き場所には困りませんでした。
アプリで簡単操作
無線ルーターの設定変更が必要なとき、多くはPCで管理画面(http://192.168.0.1)にアクセスします。
この管理画面、最低限のレイアウトなので大体が操作しづらいです。
TP-Linkでは専用アプリ「Tether」で直感的に操作できます。
このアプリ、従来の無線ルーターの管理画面と比べて段違いに操作しやすいです。
無線ルーターに接続中のデバイス情報がわかるので、セキュリティ向上にも繋がります。
セキュリティソフトを手放せる?
TP-Linkの一部無線ルーターにはHomeShieldというセキュリティサービスが標準搭載されています。
HomeShieldはネットワーク観点におけるセキュリティ対策になりますが、わが家ではこのHomeShieldの導入を機にPCの有料セキュリティソフト「Norton(ノートン)」を手放しました。
コスパ最強
これらのメリットがある上で価格が1万円以下。
最新のWi-Fi規格
最大3.0Gbps
電波の強さ
コンパクト
セキュリティ機能あり
このコスパの良さも相まって、TP-Link Archer AX3000はどんな住宅状況でも導入しやすくTP-Link製品の中で一番人気と言われています。
まさに「迷ったらコレ」っていう無線ルーターだね
TP-Link Archer AX3000:デメリット(注意点)
5LDK以上はカバーできない
メリットの「4LDK/3階建までカバー」は逆に言うと5LDK以上は電波が届かないというデメリットにもなります。
5LDK対応の製品や別売りの中継器を使うことで更に広範囲をカバーすることが可能です。
5LDK対応
Archer AX3000用 中継器
光回線ならなお良し
この製品に限らない話ですが、ご自宅のネット回線状況が光かどうかも重要です。
築年数が古いマンションやアパートでは部屋まで光回線がなく、VDSL方式が往々にしてみられます。
VDSL方式は共用部まで光回線が敷かれてるものの部屋までは電話回線となっており、通信速度は最大100Mbps。
部屋まで光回線なら通信速度は最大1Gbpsのため、VDSL方式と光回線の差は10分の1にもなります。
というのも実は我が家がVDSL方式でした。
次項の検証の通り、VDSL方式でもTP-LINK Archer AX3000による速度UPは確認できましたが、光回線なら更なる速度UPが期待できると思われます。
通信速度の比較検証
今回の買い替えを機に、今まで使っていたIOデータ無線ルーターとの通信速度の比較をしてみました。
検証条件
・リビングではPCで計測
・寝室ではスマホで計測
・検証時刻はいずれも21時台
・Googleスピードテストを使用
リビング
【旧】IOデータ
【新】TP-LINK
ネット利用時は一般的にダウンロード回線の方がよく使われます。
約2倍近くの速度アップが確認できました。
寝室
【旧】IOデータ
【新】TP-LINK
寝室では約1.3倍の速度アップが確認できました。
元々寝室ではWi-Fi電波が1~2本しか立ってなかったのですが、TP-Linkにしてからは電波MAXで安定性も増しました。
まとめ【おすすめ無線LAN】ITエンジニアが選ぶWi-Fiルーター「TP-LINK Archer AX3000」レビュー ~2倍速くなった!?~
いかがでしたでしょうか。
無線ルーターで迷ったら「TP-LINK Archer AX3000」おすすめです。
メリット | デメリット(注意点) |
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ネットが速くなる 4LDK/3階建までカバー コンパクト アプリで簡単操作 セキュリティソフトを手放せる コスパ最強 | 5LDK以上はカバーできない 光回線ならより良し |
あと4年は「TP-LINK Archer AX3000」使い続けてみる!