家庭環境が複雑…結婚式どうしよう?
家族の事情が複雑な家庭で育った夫。
二人とも「結婚式は絶対やりたい!」と思っていましたが、いざプランナーと話を進めていくうえで、どうすればいいか迷うシーンがたくさんありました。
そんな私たちも結婚式を無事執り行って早3年。
当時を思い出しつつ、実際に取り入れたアイディア含めてご紹介していきたいと思います!
家庭環境が複雑…結婚式どうした?親が参列しない結婚式のアイディア集
我が家が結婚式を行ったときの状況はこちら。
・妻は両親と関係良好で挙式参加
・夫は実の両親と絶縁で招待せず
・夫の育ての親(里親)が挙式参加

夫婦になったからといって結婚式をするのはマストではありません。
事実、年齢やコロナも影響してか、周りでも結婚式をしないカップルが増えてきました。
ただ、私たち夫婦に前提としてあったのは、「結婚式は絶対やりたいよね!」という強い気持ち。
そのため試行錯誤しながら自分たちに合う結婚式の形を考えていきました。参考になる内容があれば幸いです。
本当に仲の良い方のみ招待する
今後も末永くお付き合いをしていきたい人だけ、家族の状況を理解している方だけ招待しました。
結婚式となると会社の上司を呼ぶケースがありますが、いち早く省きました。代わりに可愛がってくれる会社の先輩や大好きな後輩、何もかも知っている中高の友人に声を掛けました。
ありのままの自分を受け入れてくれる人達を中心に招待したので、結婚式当日も肩ひじ張らずに過ごせてとても居心地が良かったです。
ちなみに妻の両親の意向でほぼ交流のないおじおばも一部招待していますが、その方々への根回しは両親が対応してくれました。

自分が招待したい、ではなく両親が招待したい親戚であれば根回しは親に任せるのも一つの手です。



上手に人に頼ることも成功の秘訣!
「○家の結婚式」という言い回しを使わない
結婚はよく「家と家の結婚」と言いますが、我が家の場合は複雑な家庭環境だったということもあり、「本人同士の結婚」という考えが強かったです。
結婚式では「佐藤家と加藤家の結婚式」といったような言い回しが多いですが、我が家の場合は、自分たちのことを下の名前で呼んでもらうように徹底してもらいました。
・プランナーや司会者に根回し・共有
・席次表からも苗字は削除
・プロフィールからも自分たちの苗字を削除
私たちは「favori」というサービスを使って席次表を外注しました。
基本的に席次表の上部には「佐藤家 加藤家 結婚披露宴御席次」など苗字が書かれるため、デフォルトでは入る設定になっていましたが、個別相談したら苗字を外していただけました。
※類似サービスでも同様の対応はできるかもしれません。


favori自体、とても美しいデザインが豊富なので、そういった意味でもおすすめです。一番安いデザインでも十分満足できちゃいます!
肩書きを工夫する
肩書きの参考例をまとめてみました。
・そもそも肩書きを書かない
・里親家族は苗字のみで表現し詳細は割愛
・肩書き欄に参列者へのコメント・特徴を書く
※「なんでもこなせて情に厚い人!」など
我が家の場合は、妻側両親はフル参加、夫側両親は不参加だけど里親さんは参加。ちなみに夫の弟は参加してもらえました。
当時は肩書きを書かないという選択肢を持ち合わせていなかったので、以下のような肩書きにすることにしました。
妻側両親の肩書き→「新婦 母」「新婦 父」
夫側の里親の肩書き→「○家」(里親さんの苗字のみ)
夫の弟→「新郎 弟」
里親さん本人だけでなく、里親さんの兄弟も参列頂いたので皆さん統一して、「里親さんの苗字のみ」にまとめました。
ちなみに里親さんの兄弟には内縁の妻もいて、その方にも参列頂きました。その方の肩書きも「里親さんの苗字のみ」の表記に統一しましたが、こういったケースは事前に同意を得ておいた方がよいかもしれません。



ちょっとややこしいかもしれないですね笑
親族紹介をしない
親族紹介は新郎新婦の両家が一堂に集まって、親族を紹介し合うイベントで、通常は両家の父親が仕切ります。
前述したとおり、私たちは「家と家の結婚」というイメージが当てはまりづらかったこともあり、親族紹介は無しにしました。
ただ、実際のところ、里親さん一家も妻側親族も結婚式に遅れないよう、他の来賓より早めに来ることが多いので、待合スペースという意味合いで早めに会場入りできるようにはしておきました。
結果、皆さんが一堂に集まる状況下にはあったため、それぞれがフランクに自己紹介し合っていました。



どうなるかなとちょっと気になったけど変な雰囲気にならなかったね



アットホームな結婚式がテーマだったから私たちには合っていたやり方だったかも!
挙式での工夫
挙式では親が活躍するイベントがたくさんあります。
ちょっと特殊なもの含めてまとめてみました。
花嫁母によるベールダウン
花嫁母による紅差しの儀
花嫁が父とバージンロードを歩く
花婿親によるジャケットセレモニー
結婚証明書の代表者欄へのサイン
これらは全て、必ず親がしなくてはいけない、というものはありませんし、そもそも取り入れなくてもOKです。



何事も捉え様、ですよね
ベールダウンやジャケットセレモニーをやらない挙式もたくさん見てきましたが全く違和感はありませんでした。
花嫁が一人でバージンロードを歩くのも凛としていて素敵ですよね。親以外にもご兄弟姉妹、親友にやってもらうというのも個性があって記憶に残る式になりそうです。
ただ、どうしても周りの目が気になってしまう…っという場合は挙式は二人のみで行って、披露宴からみんなに参加してもらう方法もあります。



披露宴から参加した結婚式は過去に2回ありました!
乾杯の挨拶は自分たちで!
私たちは乾杯の音頭を自分たちで行いました。



結婚式で新婦が人前で話す機会ってほぼないから乾杯の挨拶ができてとても楽しかった!
また、我々夫婦の招待客には「みんなの前でスピーチしたい!」というタイプの方がいないということもあり、友人スピーチもなしにしました。
友人スピーチを行う場合、家族状況について触れられることはあまりありませんが、配慮が必要そうな場合はなしにしても特段影響はなかったように思います。むしろ、招待客にリラックスして参加してもらえたので、私たち夫婦が求めていた「アットホームな結婚式」にぴったりでした。
両親への手紙はなし、あるいは披露宴以外で!
親への手紙は、基本的に育ててくれた感謝や今までの歩み・思い出が想いにのせられて言葉になるもの。
親が離婚されていたり絶縁・死別していたら思い出したくないことにも知らずして触れてしまう可能性があるので、挙式では行わないのも一つの手だと思います。
披露宴の感動どころの一大イベントのようにも思えるかもしれませんが、披露宴はイベントごとが豊富なので削りに削りまくっても時間が余って困る…なんてことは起きません。
むしろ削れそうなことはなるべく削らないと時間内に終わらないです。



ひぃちゃんの親は元々両親への手紙はしないでほしい派だったよね



準備しないで済んだから正直超ラクだった!
まとめ:家庭環境が複雑…結婚式どうした?親が参列しない結婚式のアイディア集
いかがでしたでしょうか?
今回は親と絶縁していて里親さんのもとで育った夫との結婚式を行った実体験をもとにまとめてみました。
家庭環境はどうであれ、一番大事なのは結婚する二人の気持ちです。
「結婚式を挙げたい!」と互いに思うのであれば、悔いが残らないように絶対にやったほうがいいです。
二人に意思があれば、工夫次第で素敵な結婚式を挙げることができます。
どういったプランナーや会場なら自分たちに合うか…と悩む場合はまずは最初の一歩として挙式の見学をしてみてください!
お得に挙式を挙げるならHanayume(ハナユメ)
100万円以上おトクになることも!
※ハナユメから式場見学を予約し成約いただくことが条件です。
※式場、日時、人数によっては、割引額が100万円より下回る場合もあります
実際に私たちも複数の会場を見学・比較検討して「これなら自分たちに合いそうだな」という結婚式会場に出会うことができました。
プランナーさんはいろんな知識がありますので、いろんなアイディアを出してくれると思います。
それでも「こういうときどうすればいいかな…」と悩む点があれば是非お気軽にお問合せフォームよりご連絡ください。どういう形にするかは最終的に新郎新婦の判断になりますが、お役に立てることがあるかもしれません。