こんにちは、ぷち宇宙オタクのこぉ♂です!
11歳 太陽系図鑑を手書きで作る
15歳 科学雑誌Newtonを購入し始める
17歳 友人に超ひも理論を熱弁し始める
18歳 受験で宇宙系に受かるもIT系を選ぶ
21歳 IT系研究室なのに宇宙系の研究を始める
22歳 宇宙空間に関する卒論を書きあげる
24歳 会社のブログで宇宙系記事を書いてみる
26歳 月の土地を買う
そう。実は私…
月の土地を所有しております

権利書/月面地図/月の憲法
そしてふと思いました。
「月の土地持ってるしこれで不動産投資できるんじゃ!?!?」
まだ土地しかないけど。
建物はこれからだけど。
でも人類、月に行くよね?
プロローグ
昨今流行りのNFTによって仮想現実「メタバース」が進む世界ですが、
現実の地球環境はどうでしょうか。
地球温暖化は間違いなく進行しています。
人類は地球環境に対して危機感を抱いているのでしょうか。
人類に寿命があるように地球にも寿命があります。
現代人の老衰率は「約8%」です。
殆どの人類は体内環境の問題(病気)によって寿命を迎えます。
太陽系における地球の老衰は約50億年後ですが
このままでは人類活動による地球(体内)環境の問題によって実質的な寿命を迎えるかもしれません。
そして地球はおよそ人類が住むことができない死星と成り果て…
人類は月を目指します
既に月面都市計画は進んでいます。
日本でもJAXAとミサワホームが南極で実証実験を行っています。
スカイツリーを建設した大林組は宇宙エレベーター建設構想を打ち立ててます。
月の土地持ってるこぉくん♂万歳!!
月の土地は超長期的な投資です。
住居用でもいいのですが、
きっと先駆者達が月に行って実験的に住み始めるはずです。
土地があるので建物をたてます。
建物があるので居住してもらいます。
対価として家賃もらいます。
そう、地球でやっている不動産投資と同じ原理です。
不動産投資は所得を伴うため確定申告が必要です。
幸いなことに、不動産投資は2年前から経験があります。
来たる月(MonthではなくMoon)の不動産投資に備えて
確定申告のシミュレーションをしておきましょう。
・本業は会社員
・月の土地を持ってる(先駆者)
月とは
不動産投資をする上で立地確認は超重要です!
ということで「月」の立地確認です。
地球からの距離 | 約38万km ※車で時速80㎞で走り続けて約6カ月 |
月の大きさ | 地球の約4分の1 |
月の公転/自転周期 | 約27日 |
月の環境 | 月の重力は地球の約6分の1。 殆ど空気がないので昼夜の寒暖差が激しい。 昼は100℃、夜はマイナス150℃くらい。 |
過酷か!!!!
寒暖差がすごい。
実に150℃の寒暖差。
建物はちゃんと断熱された物件でありたいですね。
必須条件。
それ以外は…特に問題なさそうですね?
とにかく窓からの景色はスゴそう。
「窓から地球が見えます!!」
これをウリにしましょう。
ペット飼育可能にすればウサギさんと共同生活できそうですね♪
ぷたも共同生活する~♪

月の土地とは
改めて、こちらが月の土地権利書です。
ウチの癒し担当のコーヒー苔玉のまめぷぅを添えています。
権利書にはローマ字氏名、土地の場所、日付が記載されています。
土地の場所はLot number(番地)で示されており、
広さはサッカーグラウンド1つ分くらい(1エーカー)あります。

けっこう広いね?笑
こちらは月面地図です。
私の場合は「第3期分譲地(J-05)」が購入エリアとなっており
地図の左下に赤で示されています。
Lot number(番地)は「174/1086」
これが物件住所でもある!

平らな土地っぽくて立地良さそうじゃん!!!
こちらは月の憲法か土地所有権の宣言書コピーかな。(曖昧)
不動産の資料って字いっぱいありますもんね。(開き直り)
私はアルミフレームセットを購入したので普段はこんな感じ。
お部屋に飾れば神秘的な空気に包まれます。

意外とおしゃれじゃん!
権利書を携帯可能なサイズにした「ムーンオーナーシップカード」もあります。
いやあーかっこいい。
それに尽きます。
裏面には月面図。
私は第3期分譲地なので左下の「J-05」です。
月の土地っていくら??
さて、お待ちかねの購入金額の発表です。
地球外とはいえ月の土地ですからね。
日本では不動産価格はバブル超えとなっています。
じゃあ月はというと・・・・

ルナエンバシー公式HPより
2,700円
ドルではなく円。
やす…いや、お手頃でした。
私は4年前に購入しましたが金額変わっていません。
なんという安定感。
私の場合はオプションでアルミフレームとカードも買っています。
セット販売価格から推測すると以下のような内訳です。
土地 | 2,700円 |
アルミフレーム | 約4,000円 |
カード | 約500円 |

月の土地!アルミフレームに負けてるじゃん笑
まあまだ人類の需要が月にまで到達していないということでしょう。
みなさん地球内の不動産が大好きですからね。
月の土地ですが、購入前に現地は行きませんでした。
賃貸物件って内見しなくても契約する時ありますよね、一緒です。(?)
月の土地はどこが販売してる??法律的には?
販売会社はLunar Embassy(ルナ・エンバシー)社。
地球外不動産販売におけるリーディング・カンパニーです。
地球外不動産販売に関しては
「宇宙条約」という法律で「いかなる政府も、月やその他の天体を専有してはならない」と定義されています。
Lunar Embassy社は民間企業です。
政府機関ではないため法律上何の問題もありません。
あくまで「政府は」なのでセーフ!←

また「月協定」という協定も存在します。
月協定では「個人は、月やその他の天体について、権利を主張することはできない」とされています。
しかし月協定にはほんのちょっとした問題があります。
それは国連に加盟する約185の国家のうち、たった6カ国しかこの協定を支持していないということです。
アメリカ、ロシア、中国を含む殆どの国は署名を拒否しています。
アメリカ合衆国は、明確に「この協定が、企業や個人による月やその他の天体の資源の営利目的の開発・利用を妨げる」として署名を拒否しました。
Lunar Embassy社の月の土地販売は合法的でロマンティックです。
彼らが最も重要な点として掲げているのが「月を楽しむこと」です。
月はどんな時代でも希望やロマンスを与えてくれます。
しかも、夜道を明るく照らしてさえします!
ユーモアあふれるLunar Embassy社と月に乾杯しながら
ブログも楽しんでいきましょう♪
月の投資物件について(妄想)
月ではどんな投資物件にするかシミュレーションしておきましょう。
どびきり豪華な物件にしたいところですが・・・
足元をみましょう。
1億円の物件はキャッシュで買えません。
キャッシュがダメならローンです。
不動産投資用ローンを組める金額の目安は、およそ年収の8倍程度とされています。
つまり1億円のローンを組むには年収1,200万円程度必要です。
1億円は無理そうなので、現実的なところで・・・
5,000万円にしておきましょう。
キリもいいし。
土地代は2,700円。
土地はキャッシュでいけたのでローンは建物のみ。
借り入れは変動金利2%で35年ローンにしておきましょう。
月々の返済はざっくり15万円ってところですね。
内、経費にできる利息分は…うーん、大体年間100万かな?(大体)
賃料は20万円。
新築1年目。
わくわくの確定申告1年目スタートです♪(すべて妄想です)
事前準備
前澤友作氏が宇宙に行くのに3か月の準備を要したように
確定申告にも準備が必要です。
青色か白色か?
確定申告には青と白の2種類あります。
白色は初心者用
青色は上級者用
青色は上級である分、
65万円の特別控除が受けられるメリットがあります。
フリーランス(個人事業主)として開業した場合はとにかく青色がオススメです。
税務署に事前申請が必要なのでお忘れなく!
しかし!
不動産投資において青色を利用するためには「めっちゃ稼いでたら」という条件があります。
数戸程度の不動産投資では「めっちゃ」に該当しません。
サラリーマン大家は白色一択で大丈夫です。
準備しておくといいもの
源泉徴収票
サラリーマンたるもの税金の天引きは免れることができません。
源泉徴収とは「あなたの給料はこれ。ほんで税金は”まあこんくらいっしょ”」と税金を予想で天引くことです。
確定申告では「こんだけ源泉徴収されました!不動産投資やってるんで実際の所得税はコレなんす!」と自己申告することが目的です。
金融機関のローン返済表
キャッシュで購入できなければローンを組むしかありません。
金融機関から「確定申告の参考にしてねー」と送られてきます。
最近はペーパーレス化によってネットで確認できるようです。
ローン支払いの内、建物取得分のみ「借入金利子」として経費にできます。
今回の購入金額は5000万円で金利2%なので「借入金利子」は年間100万円を計上します!
※本来は資料から判断できます
管理会社からの確定申告用資料(あれば)
不動産投資を管理会社経由で行っている場合、
親切な管理会社は確定申告用の参考資料を送ってくれます。
以下のような情報が載っていればOKです
・物件名/住所/専有面積
・賃料/賃貸借契約期間

管理会社によっては「確定申告の手引き」とか送ってくれるよ!
減価償却費
建物価格は耐用年数で分けて経費計上します。
結構複雑な計算なのですが新築なら「5,000万円の建物は47年耐えられる」と考えます。
減価償却費は毎年約110万円ですね。
確定申告作成時に自動計算してくれるのできっと大丈夫です。

毎年110万円を経費にできるのは大きそう!
他経費
他に経費となる科目は以下のようなものがありますが細かいので大体でいきます。
租税公課(不動産所得税/固定資産税など) 50万円
管理費など 30万円
雑費(交際費/交通費など) 20万円
いざ、確定申告書
国税庁の確定申告作成コーナーより「決裁書・収支内訳書(+所得税)」を選んで進んでいきます。
確定申告に必要な準備は割愛します。ごめんなさい!
なお、参考画像はPCで操作した場合となります。
不動産所得の入力
所在地はMoonです。月だとなんかアレなのでMoonにしました。
貸付面積は1エーカーでいきましょう!
平米にすると「4,046.86㎡」のようです。ちゃんと調べた!
減価償却の入力
建物の購入額は5,000万円、耐用年数は新築なら47年と入力です。
資産名称は大体物件名になるのですが決めてなかったので思いついた名前にしました。笑
ブラックホールを生むきっかけを超新星爆発(スーパーノヴァ)と言いますが、そのノヴァからとりました。半分本当です。
減価償却費が自動計算されました。
110万円ということで予想通りです
借入金利子の入力
不動産投資用ローンの金利分です。
実際には金融機関からもらったローン返済実績表をもとに建物部分だけを経費として計上しましょう!
収支内訳書の仕上げ
租税公課、管理費等、雑費を入力したら収支内訳書は完成!
なんと、帳簿上は70万円のマイナス!
実際にいくら払っているのか…妄想なのでわかりません笑
【所得税】給与所得の入力
不動産の収支を引き継ぎつつ、会社員として給与情報について「源泉徴収票」を見ながら入力します。
今回は年収500万円+月土地持ちという妄想で入力してます。
源泉徴収票の内容を入力すると不動産のマイナス収支と合計された「実質所得」が計算されました。
給料の手取り3,560,000円からマイナス700,000円で「2,860,000円」とのこと。
このあと寄附金控除などあれば入力しますが、とりあえず必要な情報は入力したのでどんどん進むと…
還付される金額
還付される金額は「164,236円」です!!!
お疲れさまでした。
なんかわからないけどゴールした感。
途中から何を目指していたのかわからなくなってきました。
無理やりまとめ【妄想で確定申告】月の土地で不動産投資してみた
月の土地で、月並み程度の年収でできる不動産投資をしてみると
確定申告で「164,236円」還付されることがわかりました。
意外にも土地代がめちゃめちゃ安くても確定申告ではそこまで大きな還付にはなりませんでした。
大雑把にやったので色んな考慮漏れはあったかもしれません。
月の土地を持ってるからといって不動産投資を考える必要はあったのでしょうか。
最期に人類で初めて月面に降り立った人物の言葉を紹介して終わります。
それは1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である。
ニール・アームストロング
超ひも理論もオススメです♪
