大会出場経験のある筆者が考えるプロテインの選び方&おすすめ製品を紹介します!
本記事で紹介するプロテインは筆者が実際に購入して飲んだことがあるものです。
つまり100%の実体験に基づいてます!
本記事はこんな方向け
プロテインって筋肉ムキムキにしたい人が飲むやつと思ってる人
プロテインってとりあえず安ければいいと思ってる人
プロテイン初心者でとりあえず何か買おうと思ってるけど選び方がわからない人
気になってるプロテインがあるけど実際のレビューをみてみたい人
プロテインは飲んでるけど他のプロテインに興味でてきた人
プロテインは色々ありますが、
初心者向けなベーシックなプロテイン(動物性or植物性)をご紹介します!
プロテインとは
プロテイン(protein)は日本語で「たんぱく質」です。
多分このプロテインという呼び方のせいで誤解が多いと思うんです。
商品名もプロテインじゃなくて「たんぱく質」の方がわかりやすいと個人的に思います。
そして意外と知られてないのが語源。
古代ギリシャのことば「プロテイオス」に由来し、その意味は「もっとも重要なもの」と言われています。
身体は何からできてる?
改めて身体は何でできているか考えてみましょう。
身体の構成(ざっくり)
60%…水
30%…たんぱく質
10%…油
水は当然必須ですがたんぱく質がないと筋肉はもちろん、内臓、骨、血液、髪の毛、皮膚、爪は作られません。
材料がなければモノが作れないと同じです。
たんぱく質がないと水と油だけですから…ドレッシング状態?およそ人とは呼べないですね笑
たんぱく質をとる量
たんぱく質の摂取推奨量は成人男性で60g、成人女性で50gとされています。
この60gという数値を食品で例えるなら…
卵 8個(1日に必要な脂質の70%に相当)
サーロインステーキ 3.4枚(515g。1日に必要な脂質の約3.3倍)
納豆 7パック(食べるだけで大変!)
プロテインが筋肉ムキムキにしたい人が飲むと思っている人はそろそろ認識が改まってきたと思います。
プロテインを飲むということはたんぱく質を合理的に食べているのです。
プロテインの合理性
プロテインが何故合理的か?
それは鳥/豚/牛/乳製品/大豆より圧倒的なメリットがあるからです。
鳥/豚/牛/乳製品/大豆も良質なたんぱく源ですが(プロテインと比較すると)デメリットがあります。
だからといってプロテインオンリーにするのではなく
実際の食事で足りない分を補う位置づけとしてプロテインを摂取するということが重要です。
プロテインの種類
プロテインにはホエイ(=動物性)やソイ(=植物性)といった種類がありますが
本記事ではわかりやすく動物性/植物性でカテゴライズさせてもらいます。
動物性(ホエイ)
主に牛乳を原料として作られるプロテインです。
消化吸収が早いと言われています。
植物性(ソイ)
主に大豆を原料として作られるプロテインです。
消化吸収が遅いと言われています。
カテゴリ的には動物性ですがホエイではないプロテインといえば、こんなのもあります!
サステナブルに関心ある人におすすめ♪
プロテインの選び方
プロテインの選び方は以下の優先順位で決めることをオススメします。
①目的によって動物性か植物性を決める
②品質に問題ないか確認
③価格が妥当か確認
①目的によって動物性か植物性を決める
プロテインを求める目的は人それぞれかと思いますが、大きく2つに分かれると思います。
【トレーニング】
筋肉をつけて身体を大きくしたい人でトレーニング頻度が高く多くのたんぱく質を必要としている人は
吸収効率の良い動物性ベースでプロテインの選ぶといいと思います。
好みはありますが動物性の方が飲みやすいものが多く種類も豊富です。
なお、牛乳由来のため乳糖耐性がない方など牛乳にアレルギー反応が出る方はご注意ください。
【健康維持】
であれば植物性一択です。
植物性の特徴にゆっくり消化吸収されるとありますがこれは持続的に栄養を供給しつつ満足感も長く続くというメリットがあります。
諸説ありますが植物性で吸収されるたんぱく質は内臓の材料になることを優先します。
身体の内側からキレイになりたい人は植物性一択です。
なお、豆由来で作られますので大豆アレルギーなどお持ちの方は注意です。
トレーニングしてるけど健康にもなりたい!
という人は植物性と動物性のハイブリットプロテインがオススメです。
実際にハイブリットプロテイン製品もありますが使い分けが難しいので動物性と植物性で別々の製品で使い分けるといいでしょう。
筆者もハイブリットプロテインライフをしています。
寝る前と寝起きに良質な植物性プロテインを飲んで、間食やトレーニング後にはコスパの良い動物性を飲んでます。
②品質に問題ないか確認
たんぱく質含有量や溶けやすさも品質ですが本記事では品質=安心/安全と考えます。
食品は品質最重要です。
価格重視と思いがちですが食品こそ品質を重視すべきです。
体は食べたものからできています。
揚げ物油をもったいないからと使いまわした昭和の産物が認知症の一因と言われています。
脳の主材料は脂質です。自分が摂った油が自分の脳の材料になると考えたらどうでしょうか。
プロテインも同じです。
プロテインは食品でありサプリメントですが実は国産サプリメントの品質基準は結構ザルです。
例えば、成分表に記載の通りに栄養素が入ってることを検査していません。
一方、アメリカのサプリ品質基準(cGMP)は医薬品をベースとしておりとても厳格です。
アメリカは医療費全額負担ですが日本は3割負担ですよね。
アメリカ「病気になったらお金やばい。食生活改善のために栄養とらないと!」という思想に対して、
日本「病気になったら病院いけばいい」という考えの人多いんじゃないでしょうか?
医療制度がしっかりしているのは良いことですが
「予防」という考えになりにくいのはデメリットですね。
ただサプリ品質基準は特にマルチビタミン系のサプリを選ぶ時により重視するといいと思います。
プロテインに関しては外国産であれば品質は◎と考えています。
③ 価格などが妥当か確認
品質のボーダーをクリアしてから価格です。
価格”など”としているのはココにたんぱく質含有量や溶けやすさや味も入ってくるからです。
そして価格は表面的な製品価格ではなくたんぱく質含有量を考慮した「たんぱく質1gあたりの価格」も重要です。
プロテインというからにはよりたんぱく質であることが彼らのアイデンティティです。
1kgで100g(10%)しかたんぱく質じゃなかったら何のために摂取しているのか謎ですよね。
Amazonではわりと「1gあたりの価格」を表示しているようなので参考にはなります。
価格を見るときは「たんぱく質1gあたりの価格」も要チェックです。
事項から各製品を比較していきますが以下基準で見ていきます。
なお、筆者は以下の理由からプレーンしか買いません。
- 味付きプロテインは往々にして添加物山盛り
- たんぱく質含有量が低くなって粉をいっぱいいれないといけない
- 製品比較もしづらい
まあ筆者もプレーンプロテインと別に味を添加しているのですが、なるべく自然なものを使ってます。
筆者はもちろんプレーンでも飲めちゃう人ですが、美味しくないと継続できないですから
味が欲しい人は気に入ったメーカー単位で選ぶといいと思います。
まあ味は慣れていきますでプレーンでも段々といける口になってきますよ!
内容量 | 1kg |
味 | プレーン(味なし)のみ |
カテゴリ | 動物性 or 植物性 製品タイトルにも記載します |
品質 | 外国産しか紹介しません。米国がベストです。 製造地域を記載します。 |
たんぱく質含有量 | ◎ 90%以上 ○ 80%台 △ 80%以下 |
溶けやすさ | ◎ ほぼダマなしで泡も少ない ○ 普通 △ ダマ多い、泡多い ※これは完全に筆者の主観です |
価格 | ◎ 3円/g未満 ○ 4円/g未満 △ 5円/g以上 価格も記載しますがAmazonを参考にしてます。 楽天では価格が異なりますのでご注意ください。 |
飲んだことあるプロテイン紹介
【動物性】バルクス ホエイ Produced by 山本義徳
カテゴリ | 動物性 | |
品質 | ◎ | 米国 |
含有量 | ◎ | 96% |
溶けやすさ | ◎ | |
価格 | △ | 5.2円/g (4990円) |
この製品の特長は圧倒的なたんぱく質含有量です。
筆者の体感では溶けやすさもトップクラスだと思います。
価格が△ですがこの品質であれば筆者的には納得感があります。
パッケージが思いっきりプロテイン感出てますが別容器に入れかえるとグッとオシャレになります笑
飲んだことない人は是非一度試してみる価値があります。
【動物性】ロハスタイル ホエイ
カテゴリ | 動物性 | |
品質 | ◎ | オーストラリア(米国基準有) |
含有量 | △ | 74% |
溶けやすさ | ○ | |
価格 | ○ | 4.4円/g (3240円) |
「USDA認証取得原料」
「牧草飼育乳牛 100% (合成甘味料・合成香料・無添加)」
といった安心材料が目についたので試してみました。牛さんにもこだわっているそうです。
たんぱく質含有量は△ですが溶けやすさは普通って感じでした。
パッケージがプロテイン感ないのでビギナーにアリです。
【動物性】ボディウイング ホエイ
カテゴリ | 動物性 | |
品質 | ◎ | 米国含む |
含有量 | △ | 78% |
溶けやすさ | ○ | |
価格 | ◎ | 2.9円/g (2290円) |
無添加で探してたら出てきた製品です。
パッケージも優しい感じで作られています。
たんぱく質含有量が低いのが難点ですがその分価格が安いのでグラム単位でみてもコスパ良しです。
ホエイではTOPクラスの安さです。とにかく安くて無添加の動物性プロテインならボディウィング一択ですね。
溶けやすさは普通という感じです。
【動物性】マイプロテイン ホエイ
カテゴリ | 動物性 | |
品質 | ◎ | イギリス |
含有量 | ○ | 82% |
溶けやすさ | ◎ | |
価格 | ◎ | 2.9円/g (2400円) |
ヨーロッパ産の有名ブランド、マイプロテインですね。
ボディウィングと比べると少し価格が高くなりますが、その分たんぱく質含有量が高いのでコスパ的には同じです。
マイプロテインはプロテインの他にもオートミールを購入したりしてます。
プロテインは筆者もリピート率は高く特に溶けやすさはピカイチだと思います。
パッケージデザインに余計なコストをかけず価格を抑える企業努力はヨーロッパ市場シェアTOPを誇ります。
皆が飲んでて安くて溶けやすい動物性プロテインならマイプロテインはおすすめです。
【植物性】ボディウイング ソイ
カテゴリ | 植物性 | |
品質 | ◎ | 米国含む |
含有量 | ○ | 84% |
溶けやすさ | ○ | |
価格 | ◎ | 2.5円/g (2100円) |
無添加にこだわるボディウィングの植物性バージョンですね。
動物性ボディウィングよりたんぱく質含有量が高く、
価格が安くなり筆者が紹介する全プロテインの中でコスパはTOPクラスです!
とりあえず安心安全で植物性を試してみたい方はオススメできます。
なお、植物性は総じて粉がザラザラしたりするので動物性に慣れている人は注意です。
【植物性】マイプロテイン ソイ
カテゴリ | 植物性 | |
品質 | ◎ | イギリス |
含有量 | ◎ | 90% |
溶けやすさ | △ | |
価格 | ◎ | 2.7円/g (2500円) |
植物性で90%超えており含有量はTOPクラスです。
しかしg単位ではボディウィングに勝てなかったようです。
粉のザラザラ感が強く味が好みではないのでリピートはしませんでした。
全体としてはコスパはいいのでマイプロテインの植物性を試してみたい方はアリです。
【植物性】ニュートリライト オールプラント
カテゴリ | 植物性 | |
品質 | ◎ | 米国含む |
含有量 | ○ | 80% |
溶けやすさ | ◎ | |
価格 | △ | 12円/g (9900円) |
なんとg単位で12円、高級プロテインのニュートリライトです。
1kg製造はしてないので1kg換算で計算してます。
ニュートリライトは植物性しか製造しておらず、
アメリカのサプリ品質基準(cGMP)に則っており品質レベルTOPクラスです。
筆者も飲んでる植物性プロテインでもあり品質には絶対の信頼をおいています。
健康目的で高品質プロテインをお探しの方はこれ以上はないくらい◎の製品です。
まとめ(比較表あり)
バルクス ホエイ | ロハスタイル ホエイ | ボディウィング ホエイ | マイプロテイン ホエイ | ボディウィング ソイ | マイプロテイン ソイ | ニュートリライト ソイ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ | 動物性 | 動物性 | 動物性 | 動物性 | 植物性 | 植物性 | 植物性 |
品質 | ◎ 米国 | ◎ オーストラリア | ◎ 米国含む | ◎ イギリス | ◎ 米国含む | ◎ イギリス | ◎ 米国含む |
含有量 | ◎ 96% | △ 74% | △ 78% | ○ 82% | ○ 84% | ◎ 90% | ○ 80% |
溶けやすさ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | △ | ◎ |
価格 | △ 5.2円/g (4990円) | ○ 4.4円/g (3240円) | ◎ 2.9円/g (2290円) | ◎ 2.9円/g (2400円) | ◎ 2.5円/g (2100円) | ◎ 2.7円/g (2500円) | △ 12円/g (9900円) |
いかがでしたでしょうか。
目的と品質がしっかり担保できていれば後は好きなプロテインを選ぶだけです。
そして一番重要なのは継続することです。習慣って大事ですよね。
今回は以下のような観点でプロテインを紹介しました。
トレーニング目的なら動物性プロテイン
健康目的なら植物性プロテイン
品質重視するなら外国産一択
たんぱく質含有量も要チェック
味は慣れ!目的と品質の方が重要!
筆者は動物性と植物性を使い分ける「ハイブリットプロテイン」です。
是非ご参考ください。
個人的にはゴールドスタンダードはとっても溶けやすく飲みやすかった!コスパもよい!
今の我が家のスタンダードはこれ!