あれ、うちの子斜視かも…。
赤ちゃんには偽斜視が多いようです。
※偽斜視…見た目は斜視だけど実際には斜視ではない
毎日顔を合わせていくうちに、我が家の赤ちゃんも偽斜視ではなく、本物の斜視なのでは…?という疑念が増していきました。
この記事では生後6か月で小児眼科を受診するまでの経緯などをまとめていきたいと思います。
赤ちゃんの斜視
本来目は左右連動して同じ向きに動きますが、斜視の場合は目視したいものに対して目が異なる方向を向いて視線が両目で一致しない状態となります。
産まれたての赤ちゃんは目の動きが不安定であることは妊娠中の母親学級で聞いていました。
目頭側の皮膚が目にかぶさって、内側の白目が隠れている疑斜視の赤ちゃんはよくいるそうです。(鼻が低い日本人によくある傾向らしい)
実際姪っ子も内斜視気味風に見えていましたが、1歳を過ぎたころには疑斜視も落ち着いてきました。
いくらそれが「普通で良くあること」と聞いていても、いざ自分の子供のこととなると気が気でない気持ちで過ごしていたため、小児眼科を受けることにしました。

2%の子供が斜視らしい。低確率でも気になるよね…



分娩時逆子(確率わずか5%)だったうちの子のことだから不安だった!
我が子の目の状況
ふと見ると右目が内斜視気味なことがよくありました。
普段は正常な目の向きをしているので気にしすぎかなと思いつつ、気になる日々が始まりました。
写真付きで経過を共有します。
生後一週間


まずは生後1週間の写真。
このときは産まれたてですし、偶然斜視に見えたのかな、と気に留めていませんでした。
生後2か月


あれれ、やっぱり右目の内側の白目が見えない…。
でも黒目は全部見えていそうだから成長していけば解決するかな…。
生後4か月


内斜視、強くなってますやん…!!
この写真だと、黒目もちょっとかぶさっている気が。いよいよ心配が頂点まで達しそうになりつつ、こんなことで病院にいくのもとためらわれる日々が続きました。
赤ちゃんの3、4か月検診でも特に気にするほどではなさそう、とは言われましたが眼科検診ではないので不安は続きました。
生後6か月
写真は割愛しますが、生後4か月とほぼ変わらない状況。
ちょうど赤ちゃんの6か月検診があったので、検診の先生に相談しました。
すると、ひどくはないが確かに斜視っぽく見えるかも…ということで小児眼科に行くことを提案してくれました。
結局わたしたちは別の眼科を見つけたのでお世話になっていませんが、「井上眼科病院が小児眼科では有名だよ~」と教えていただきました。分院もあるみたいです。
小児眼科に行く前に行ったこと
赤ちゃんの定期検診で相談のほかに、小児眼科に行く前に行ったことはもう一つあります。
それは、フラッシュをたいて赤ちゃんを正面から写真を撮ること、です。
写真を確認したときに、黒目に白く、フラッシュの点が写るのでそれの位置がずれていないかどうかで判定するそうです。
妊娠中に参加した母親学級でもらったパンフレットにも書かれていたので試しましたが、自分でやっても結局やり方が合っているかよくわかりませんでした…。
小児眼科での診察
6か月検診での後押しもあり、生後6か月で小児眼科に受診しました。
検査では赤ちゃんにとって不慣れなことをしてストレスがかかるので機嫌が良いときを目がけたほうがよさそうです。
診察では、まず看護師と一緒に暗い部屋に赤ちゃんと入り、フラッシュがたかれたカメラで撮影から始まりました。



セルフチェックと同じ検査だ!



小児眼科だからか、赤ちゃんの対応に手慣れていたね!
その後、医師による問診を行いました。ペンライトで目をチェックされ、目の追う動きなども確認していそうでした。
医師の検査結果としては、斜視ではないとのこと!
良かった~!!
追視もしっかりできているので特に問題はないようです。
ただ、現在生後7か月。最近撮った写真がこちら。


むむむ…やっぱり斜視気味では??
医師にてばっちり検査をしてもらいましたが、今後も経過観察をして、何かあればすぐ小児眼科へ相談しに行こうと思います。
小児眼科の先生の言葉
先生がすごく素敵な言葉をかけてくださったので共有します。
今日来たことには意味があります。
結論からいうと、あなたの赤ちゃんは斜視ではありませんでした。
今回何も問題なかったことがわかったので、本当にこのタイミングで来院してくださって良かったです!
こんなに素敵な言葉かけをしてくださる先生は滅多にいないと思いますが、もし小児眼科にいって、結果的に疑斜視であればぜひ自分にその言葉をかけてあげてください。



これを聞いた瞬間は安堵で泣きそうになった!



神対応な先生だったよね。
まとめ:【斜視かな…】生後6か月で小児眼科受診しました
我が子は6か月のタイミングで斜視の検査を行いました。
小児眼科に足を運んだきっかけは、自分のものもらいのタイミングでした。
自分に目の不調が起きて来院した病院で、幸運にも小児眼科もしていたのです!
小児眼科予約しなきゃ、、と思いつつも「気にしすぎかな」とちょっと予約をためらっていた自分もいたので、本当にラッキーでした。



「気にしすぎ」は親の愛情あってこそ。悪いことばかりではないよ。
きっと他にも同じようにお思いの親御さんはきっといると思います。
目は一生ものです。杞憂で終わればそれが一番じゃないですか!
少しでも懸念を感じていらっしゃるようでしたら、受診を検討してみることをおすすめします。