私たち夫婦は、30代に入ってから結婚し、子供も授かりたいという想いは強かったものの、ワクチンへの知識が圧倒的に不足しており3か月ほど妊活が遅れました。
結論からいうと生ワクチンを接種する場合、接種後2カ月は避妊をする必要があります。
また、妊活をするうえで接種を勧められる生ワクチンの三大巨塔はMRワクチン、水ぼうそう、おたふくのワクチンです。
ここの知識があるかどうかだけでも妊活のスケジュールが立てやすくなりますので、ぜひ最後までご覧ください。
妊活前に勧められた生ワクチン
MRワクチン
麻しん(はしか)や風しんを予防する混合ワクチンです。
飛沫感染するもので妊娠中に感染すると妊娠していないときよりも重篤化したり胎児への影響があるそうです。
2013年、2018年と定期的に流行しており、私の周りでも妊娠前にMRワクチンだけでも打っておこう、という人は結構います。
比較的どの病院の内科で接種が可能なワクチンです。
水ぼうそう(水痘)
大人になってからかかると重篤化する可能性があると言われています。
飛沫感染および接触感染するもので妊娠中に感染すると胎児への影響もあるそうです。
妻のひぃちゃんは一度感染していましたが、念のため抗体検査はしておきました(抗体、ありました!)。
内科や皮膚科、小児科などで接種が可能なワクチンです。
おたふく(ムンプス)
言わずと知れた症状ですが、耳下のほほあたりが腫れる症状がある病気です。
飛沫感染するもので妊娠中に感染すると妊娠していないときよりも重篤化したり胎児への影響があるそうです。
私たち夫婦は感染したことがなかったので抗体検査したうえで二人とも接種しました。ワクチン接種後はほほが腫れることもあると医師からお話を頂いた上で接種しましたが、二人とも特に何も発症せず終了しました。
私たちがワクチン接種した2021年11月ごろはおたふくのワクチンは全国的にもあまり数がなかったようで、取り寄せに時間がどれだけかかるかわからないと言われましたが、割と早めに確保ができて接種ができました。
当時は小児科のほうが在庫があるかもと聞き、数件問い合わせしたものの在庫0とのことでした。
小児科を中心に、取り寄せになるかもしれませんが、内科でも接種が可能なワクチンです。
ブライダルチェックもおすすめ!
病院やオプションによっても変わりますが、風疹等の抗体検査から性病検査、子宮の状況の確認、精子の状況など、妊活においての重要な検査を幅広く一括で受けられます。
妊活スタートしたばかりですが、不妊治療が必要か早めに把握するためにも私たち夫婦はブライダルチェックも行いました。すでに検査済みのものについては検査項目から外してもらいました。
一度に検査したほうが効率的ですが、子宮がん検診は自治体で補助がでる可能性もありますので自治体のHPをぜひチェックしてみてください。
ちなみにB型肝炎のワクチンを接種することになった場合は、基本的に3回ワクチン接種が必要となり、接種間隔は初回・1か月後、6か月後という長期スパンになります。
FAQ
生ワクチンを受けるうえで実際に医師に相談したり調べた内容をまとめてみました。
私たちが接種したときの情報に基づくものなので、最新の情報やご自身の体調にも合うかはかかりつけ医にご相談ください。
とはいえ、昔接種したワクチンの効果が残っていないケースもありますので、特にMRワクチンだけでも抗体検査しておいたほうがよさそうです。
高校生の頃にMRワクチンを打ったけど、抗体が減ってたから再度接種しました。
一日でも接種日がずれる場合は27日以上の間隔をあける必要があります。(複雑ですね…)
既に抗体があるなら本来ワクチンする必要ないのでワクチン代が勿体ないです。
少しでも早く妊活をしたい方は検査せずに生ワクチンを打っていいと思います。
【まとめ】妊活前に知っておきたいワクチンのこと
いかがでしょうか?
生ワクチンは接種後、一定期間をあけてから妊活する必要があります。
とはいえ接種が必須なわけではありません。
周りでも計画よりも早く授かったため、ワクチンを打たずに妊娠した方も結構います。私の周りは皆さん無事元気な赤ちゃんを産んでいます。
接種は任意ですので、パートナーと相談しながら価値観をすり合わせて検討するのがいいと思います。
この記事が少しでも妊活を始める方の一助になれたら幸いです。