今回はキャンバスボードに写真を転写する方法をご紹介します。
乾かす作業もあるため完成まで数日かかりますが、3,500円程度でできるプチプラDIY 且つ 不器用カップルである私たちでもできた超簡単DIYです。
もちろんウェルカムボード以外に、お子さんの写真や好きな風景写真の転写でもOK!
・思い出の写真を使いたい
・DIYで結婚式周りの費用を抑えたい
・キラキラ感よりも風合いを出したい
作成において参考にしたyoutubeをご紹介します。
工程全てが同じではありませんが、簡潔にまとめっています。
ご興味頂けたら実際に作成したときに私たちが知りたかった情報を細かく含めた本ブログにお付き合い頂けると嬉しいです!
準備するもの
前提ですが、私たちは挙式後もウェルカムボードを部屋に飾りたかったので圧迫感を与えないサイズ感としてA3サイズくらいのものを制作しました。以下作成に使用したグッズです。
・マットジェルメディウム
・キャンバスボード(P6サイズ)
・刷毛(ハケ)
・たわし付きスポンジ
・その他(柔らかい布と敷けるシート類)
以下、細かく説明します。
反転した写真をレーザープリントしたもの(A3サイズ)
高画質なものをお選びください。
DIYの工程で画質が落ちます。
そして最重要ポイントですが、写真転写DIYとなるので反転させたものをプリントアウトします。
作品が出来上がってから文字入れをすることもできますが、私たちは予めPC上で文字入れを行ったものを反転させてプリントアウトしました。
家庭用プリンターはインクジェット方式が多く、今回のDIYには向いていないため、セブンイレブンでネットプリントを行いました。ログイン不要で使えるので印刷ハードルが低く、使いやすいです!
セブンイレブンのネットプリント
10MB以上の高品質画像に好きなフォントで文字いれて高品質のまま印刷したい時はパワポで画像圧縮しない設定+PDF変換が1番保てる気がします。プリンターによっては使えないフォントがあるのでパワポそのまま印刷は罠!#ウェルカムボード#ブログ#ブログ初心者#ブログ仲間と繋がりたい
— ぷたちゃんの共同生活 (@putachan_net) September 15, 2021
ちなみに後述するキャンバスボードのサイズで作成する場合、端1~2㎝は側面にくるので、なるべく中央に情報が集まった写真を選定するのがおすすめです。
私たちは前撮りをしましたのでそれを活用しました。
前撮りに関してのこちらの記事もぜひご覧ください。
マットジェルメディウム
本来の用途はアクリル絵の具と混ぜて使う画材らしいです。
工程において、デコパージュ液や(少数派ですが)木工用ボンドで代用する方もいましたが、いろんな口コミと比較してマットジェルメディウムを使うことにしました。
巨大な島忠に探しに行きましたが置いていなかったのでAmazonでポチりました。
画材店には置いてあることが多いようです。
このDIY以外では使わないだろうと踏んで当初50mlを購入しましたが、甘かった…
A3以上の大きめのものを転写する場合は300mlがおすすめ。
結局私たちは300mlを追加購入しました。
キャンバスボード(P6サイズ)
キャンバスボードはA3、A4などのサイズ表記とは別の号数表記があるようです。
希望するサイズ感に見合うものを調べるのに結構時間がかかりました。
A3サイズの写真を活用する場合はP6サイズが合うと思います。
※前述しましたが、写真は端1~2㎝は表にこず側面にくるので、なるべく中央に情報が集まった写真を選定ください。
刷毛(ハケ)
刷毛はなんでもOKです。島忠でも販売されていました。
刷毛の横幅が広いと一度に塗れますが、マットジェルメディウムの液に刷毛をつけるのが大変になるので、下記サイズ感がちょうどよかったです。
たわし付きスポンジ
こちらは家にあるものや100均で適当に購入でOKです。
その他(柔らかい布と敷けるシート類)
柔らかい布があると仕上げの工程で便利です。
また、マットジェルメディウムを塗る工程もあるので敷物が何かあるとよいでしょう。
私たちはビニール袋にはさみをいれて広げたものを敷物として活用しました!
作成工程
作成工程はざっくり5工程です。
簡単ですが、作成初回は「うまくいくのかな」とハラハラすることも。
写真が白くなったりふやけたり、写真を削ったり…!
でも安心してください。
DIY初心者の不器用夫婦な私たちも結果オーライで仕上げることができましたので何とかなります!笑
工程①敷物を置く
重複になりますが、私たちはビニール袋にはさみをいれて広げました。
雑ですが、これくらいでいいのです(笑)
工程②プリントアウトした写真にマットジェルメディウムを塗る
1日目は横に塗って一晩乾かし、翌日に縦向きに塗って一晩乾かし…
完全に乾いたことを確認しては塗るというこの工程を5回ほど行いました。
上記写真は一回目塗った様子です。
他に実践された方の中には1回だけ塗った方もいましたが、結婚式のウェルカムボードとして飾ることもあり、絶対に失敗したくなかったのでこの工程を何度も行いました。
正直縦横に2回塗ったら工程③に移ってもいいかなと思います。
こんな感じで塗っているときは白くなり「これ上手くいくのか…」と不安になりますが、大丈夫です。安心して厚めに塗ってください。乾くとあら不思議、白さは落ち着き、マットな印象になります。
プリントの余白を押さえて塗ってね!塗っているときに印字されているところを指で押さえるとハゲちゃうよ!
なお、数回塗る作業を行ったせいか、一部紙がふやけてよぼよぼになった箇所もありましたが、乾くと収縮しました。
作っている間は不安になりますが、安心してください!!
工程③キャンバスボードに転写する
いよいよキャンバスボードへ写真を転写します。
転写の際にはマットジェルメディウムを写真に塗り、そのうえでキャンバスボードへくっつけるのですが、一度貼り付けると微修正ができません。
キャンバスボードのどのあたりに転写すればいいのか、乾いた状態で事前に何度か手探りしてください。。。!
転写前の最後の工程においては、②よりも多めに、これでもかとたっぷりマットジェルメディウムを塗りたくりました。
だいぶ白くなっていますが安心してください。
乾くと透明になります。
キャンバスボードに転写の際は気砲が入らないように行うとともに、貼り付け後はしっかりと摺りつけ作業を行います。
私たちは手で擦り付けたあとに、重い本をのっけて一晩置き、密着させました。
この作業はかなり入念に行いました!
ちなみに慎重にやったつもりでしたが、なぜか気泡が、、。
それでも私たちのケースでは問題なく転写ができました!!
工程④完全に乾いたことを確認後、濡れたスポンジで紙の上の部分だけとり除く
最初は加減がわからないと思うので、慎重に削っていきます。
意外と力をいれて削ってOKですが、インク部分も削れると剥げてしまいます。
最初は柔らかいタオルで削っていましたが、たわし付きスポンジのたわし部分を使って削ると楽です。
ぼろぼろと紙だけ削っていくと徐々に色が出てきます。
意外とこぉくん♂が力強く削ってたからハラハラしたけど、全然剥げずに完成したよ!
慎重にやりすぎるといつまでも終わらないので端っことか最悪剥げても大丈夫そうなところからスタートするといいかも!
粗削りすると白い紙で覆われていたところが徐々に色をだしてきます。
最初は慎重にやりすぎたこともあり、2時間ほどかかりました、、。
水をつけすぎたのか若干ふやけて削るときに紙自体が破れないかひやひやする場面も…。
粗削り後は指の腹や柔らかい布地で仕上げます。
指の腹でやるのが一番丁寧に仕上がりますが、頑張りすぎるとヒリヒリするので、最後の仕上げまでは、スポンジや布地で行うのがおススメです。
私たちの写真では海の色を出したかったので、しっかりと白い紙部分をそぎ落としました。
アンティーク調にしたい方は少し紙がのこっていても素敵です。
中には敢えて端っこはインク部分もそぎ落としてエイジング加工されている方もいらっしゃいます。
工程⑤で白味(白い紙)は落ち着きますので、多少残っていても大丈夫です。
削る作業では、私たちはここまで削りました。
工程⑤コーティングとしてマットジェルメディウムを塗る
最後のコーティングなのでこちらもだいぶ厚く塗りました。
1日で乾きましたが、心配だったので2日ほど乾かしておきました。
完成!!
完成品がこちら!
宮古ブルーの美しさがでつつも、マットな印象で、ガーデンウェディングを行った私たちの式場にぴったりなものができました!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
多少時間がかかりますが、出来上がりをみては大満足しています!
招待する方たちが絶対にチェックするウェルカムボードを手作りすると愛着もひとしお!
式場の司会者にもDIYしたことは会場アナウンスしてもらいました(笑)
現在では部屋のインテリアとして飾っていますが、部屋を圧迫しない大きさで気に入っています。
ぜひ皆さんもお試しあれ!