冬に向けての万全準備!ついに床暖房リフォーム!!
マイホームはフルリフォーム済で購入しましたが床暖房はついていませんでした。
床暖房のあるお家へ遊びに行った時に毎回思います。
やっぱり床暖房っていいな~
このおうちで越冬したからこそ分かる「我が家は冬寒い!」
0歳児のためにも温かい冬を過ごそうと思いマイホーム購入の1年後に床暖房の増設リフォームをしました。
控えめに言って最高!
床暖房のリフォーム情報は企業サイトばかりで体系的な情報が殆ど。
具体的なイメージがつきづらくモヤモヤ。
相見積もりサービスも複数あってどのサービスを利用するか悩んでしまって、結局どれも使いませんでした。
個人で床暖房リフォーム予定/検討している方向けに筆者が知りたかった内容をまとめました。
なお、筆者がマンション住みなので戸建ての方は状況が異なるので参考程度に。
我が家の床暖房リフォームポイント
・床暖房給湯器及びリモコンはリンナイ
・給湯機は既存流用(交換なし)
・床暖房範囲はリビングのみ
・床の高さはそのまま
・フローリングの床見切りは1カ所
・フローリング材は同じ床材を使用
・リフォーム費は約160万円
最後にそれぞれ詳細説明します。
床暖房のメリットデメリット
床暖房は、床に敷設された発熱体によって室内を暖かくする暖房システムです。
床暖房の利点と欠点について、以下にいくつか挙げます。
メリット
デメリット
様々なコストがかかるのは承知の上で、メリットをとって我が家は床暖房リフォームをしました。
床暖房リフォームを依頼した業者/工務店
実際に床暖房リフォームを依頼する業者/工務店について、筆者の体験を紹介します。
リベ大工務店
最初に床暖房リフォームの相談をしたのが「リベ大工務店」です。
お金の大学「リベラルアーツ大学」にはYoutubeで大変お世話になっています。
学長の考え方には共感しておりその辺の業者・工務店より信頼できると考え相談してみました。
しかしリベ大工務店では床暖房リフォームは表層リフォームに該当するため承っていないとのことでした。
残念ながらリベ大工務店では表層リフォームといわれる部分的な改修工事は承っておりません。
リベ大工務店の回答一部抜粋
大変恐縮ですが床暖房の増設工事もこちらに該当いたします。
限定された工事範囲の場合、現場管理などが必要なく、リベ大工務店を通すことでかえって費用がかさんでしまう可能性があるためです。
低コストをご希望される場合には、専門の職人さんに直接依頼された方が、お客様にとってもコストを抑え、割安に施工できるのではないかと考えております。
とても丁寧で誠実な回答でした。
こちらの予算も考慮された内容でむしろ気持ちのいいお断りメールでした。
最後にはリベ大提携の工務店に直接問い合わせることもOKと教えていただけましたが、各工務店では一見床暖房リフォームは難しそうなのと後述する他の相談先との話も進んでいたことからリベ大工務店は諦めました。
マンションの管理会社
タイミングよく管理会社がリフォーム相談会をやっていたのをきっかけに床暖房リフォームの相談をしました。
自分ちのマンション管理会社となれば安心してリフォームを任せることができます。
実際、最後まで見積り書を詰めていただき最終候補の1つになりました。
しかし彼らの提案は「現給湯器の耐用年数が5年以内となるため交換を勧める」という内容でしたがその分見積金額が約40万ほど高くなっていました。
給湯器交換するかは考え方次第で、筆者としては別業者の意見も参考にして「壊れたら給湯器だけ交換すればいい」と考えていました。
また、管理会社といえど我が家を工事した経験はないのでその差が随所にみられました。
見積内容としてはほとんど変わりないものであり御社は管理会社でもある点は安心してお任せできたのですが別業者はウチをリフォームした経験がありやはりそこが随所に見られました。
筆者のお断りメール
工事経験がある業者
我が家はフルリフォームされた状態で購入しました。
不動産業者からもらった書類には購入前のリフォーム情報もあり、どの施工会社が工事したか確認することができました。
そこで「元我が家」を工事した経験があるならと考え今回の床暖房リフォームについて相談を始めました。
提案はとてもスムーズで、工事経験がある故か簡単な現地調査をしただけで見積書が出てきました。
我が家の床材はお気に入りだったのでできれば同じ床材を使えないかという相談に関しても、過去の工事内容から今の床材を特定して提案内容に盛り込んできたり、床の高さを変えたくない要望にも現調なしで対応可能と判断してくれました。
担当者のキャリアもあると思いますが全体的にスピーディーな提案をいただきました。
スピーディー過ぎて少々説明不足な面も感じましたが、マンション管理会社とは別の安心感があり最終的に工事経験がある業者に用命しました。
床暖房の種類
床暖房には電気式・温水式、更には電気式の中でも蓄熱式、電熱線式…とかなり種類があります。
業者に依頼する前は色々調べる訳ですが、実際はマンションの構造や給湯器タイプによってできるできないがあり、結局は業者の提案次第なのかなと思いました。
あれこれ調べてるだけで時間が過ぎ去ってしまうので、素人らしくプロに頼る!実際に床暖房リフォームをした身としてそう思いました。
とはいえ我が家がどんな床暖房なのか書いておきます。
・ガス温水式床暖房
・リンナイ製の給湯器
・リンナイIoTリモコン
・アプリ/アレクサ操作が可能
床暖房工事中の過ごし方
工事中の過ごし方について我が家のケースをご紹介します。
工事は9時~18時の日中帯になるので朝夜は家で過ごすことができるためホテル宿泊までする必要はありませんでした。
工事中でも空いてる部屋で過ごすこともできますが、キッチンやトイレに行くのに毎回大工さん達の手を止めてしまいます。
つまるところ工事の邪魔になるので、基本的には朝の挨拶が済んで準備でき次第おでかけするのが工事中の過ごし方でした。
ほどなくしてキッチンは粉塵防止のため養生されてしまうので基本的に外にいる方がお互いの為のようです。
工事終了時間は日によって異なるので毎回終了見込みを聞いておくと予定が立てやすかったです。
我が家の場合はスマートロックを導入しているので業者が家を出てもオートロックされます。
そのため工事終了時は家に居なくても電話で終了連絡してもらえばOKとしてました。
外出する際は貴重品を持ちつつ家にある大事なモノはタンスの奥にしまうなどで念のためのセキュリティ対策をしました。
もちろんぷたも一緒にお出かけしてるぷう
床が剥がれても業者が歩いてOKな場所を案内してくれます。
そのため朝や夜にキッチンを使って空いてる部屋でご飯を食べたり普通に過ごすことができました。
リビングじゃないところで生活するのは狭いけどちょっと新鮮だったかも
ウチはモノが少ない方だから家具移動は殆どなかったね!
床暖房の工事スケジュール
家主目線の工事進捗をご紹介です。
工事期間 5日間
工事日 平日と土曜
工事時間帯 9時~18時
1日目
床の下ってこんな感じなんだ!?
写真の通り、初日からほぼ全ての床が剥がれました。
床下の配管が剥き出しになり貴重な光景でした。
配管を避ければ剥がれた床を歩くこともできます。
2日目
床の土台が出来てきた感じです。
右側に出てるホースが床暖房用の温水を流すものになっているっぽいです。
チンアナゴみたいだね?
3日目
床暖房のマットが敷かれました。
温水を流す管もうっすら見えてますね。
血管みたいだね?
その表現いる?
4日目
写真を撮り忘れましたが、新しいフローリング材が半分くらい張られた状態で終わった気がします。
床はわりと普通に歩くことができる状態でリフォーム終了が見えてきました。
5日目
終了直後の写真も撮り忘れたので…リフォームが終わって1か月後の写真です。
すべてのリフォーム工事が終了しました。
フローリング材は剥がす前と同じ製品を使っているので見た目は何も変わっておらず、見事な原状復帰です。
床暖房の試験運転時に初めて体験することになりますが感動です。
あんよが…あったかーーーい!!!
おおーー!ついに!!
我が家の床暖房リフォームポイント
床暖房給湯器及びリモコンはリンナイ
業者の提案通りリンナイになりました。
リモコンはIoT対応となっておりアプリ操作が可能です。
外出先から床暖房ONできるの最高じゃん!
お湯はり(自動)や追い炊きできるのも最高じゃん!
どこでもリンナイという別アプリを使うことでアレクサ対応で音声操作も可能でした。
このアプリでも給湯器操作が可能ですがなんかデザインがダサいので操作には使ってません(笑)
そしてアレクサは一発で指示出しするのにコツがいるため正直使いづらく我が家では殆ど使ってません(笑)
給湯機は既存流用(交換なし)
給湯器交換をするか否かは見積り金額とスケジュールに響く項目になっており、マンション管理会社は給湯器交換を勧めてきた結果、約40万プラスの金額感となっていました。
初期予算に余裕があり、どうせ交換するならという考えならば給湯器交換はアリかもしれません。
我が家は既存流用で床暖房リフォームしました。
床暖房範囲はリビングのみ
予算に余裕があるなら家全体を温める目的で床暖房範囲を広げることは暖房効率も高まると思われます。
しかし恐らく200万はゆうに超えてくるのでよっぽど予算に余裕があるなら…でしょうか。
一番長く過ごすリビングに床暖房があることでQOL爆上がりです。
床の高さはそのまま
簡易的な床暖房リフォームでは床の高さが上がるけど安くできる というものもありますが、我が家では床の高さは変えたくなく、これは譲れないポイントでした。
業者によっては実際に床を剝がさないと判断できない と言われることもありますが、工事経験がある業者ならその判断もすぐにできるはずです。
フローリングの床見切りは1カ所
フローリングの張り方によっては床見切りが必要で、我が家の場合は廊下とリビングの間の1カ所のみ床見切りを使うことになりました。見切り材は選べるので色合いが似てる木材にしました。
床全体の高さは変わらないものの、床見切りは数ミリほど段差ができます。
できるだけ段差は作りたくなかったですが致し方なしですね。
もし数カ所の床見切りを提案してきたら本当に見切らないといけないか疑ってもいいかもしれません。
マンション管理会社も最初は3カ所の床見切りを提案してきました。
フローリング材は同じ床材を使用
元々のフローリング材を気に入っていることもありましたが、リフォーム後の景観的に廊下やキッチンと同じフローリング材であることがベストです。
床屋さんといえど、今使っているフローリング材がどの製品なのか分からない場合もあると思います。
この辺はやはり工事経験がある業者に依頼したのが正解でした。
リフォーム費は約160万円
床暖房リフォーム費は約160万円でした。
給湯器交換せず巾木も既存流用し最後に出精値引きいただいた結果なので決して高すぎることは無いと思います。
中古マンションの床暖房増設リフォームされる方の参考になれば幸いです。
まとめ【冷たい床にサヨナラ】床暖房の増設リフォーム体験談 ~業者の選び方は?リフォーム費用は?~
床暖房の増設リフォームをしたいと思ったらまずは業者に提案してもらうのが一番です。
やるかやらないか、見積りもらった後でもいいと思います。
あまりネットで調べすぎると知識だけが先行してしまう、筆者の悪い癖でもあります。
気になる電気代とガス代がどう変わったかに関しては、まだリフォームしてから日が浅いのと冬本格化してから床暖に本領発揮してもらうので追々追記いたします。