我が家では夫婦で1年W育業を取得することにしました。
長いW育休生活の中で、リアルに感じているメリットを5こに絞ってまとめてみました。
是非W育業を考えている方の後押しになれば幸いです。
W育休を取って良かった!メリット5選
夫は家事育児にしっかりと向き合ってくれる人です。
試行錯誤しながらも常に夫婦での会話を重ねることで、「完全平等の家事育児」といっても過言ではない生活を送っています。
おかげで子供も「ママがいい」ではなく「パパもママも大好き!」な状況です。
そうだと信じてる!
そんな生活も8か月経過した今。
W育休のメリットを5こまとめてみました。
割となんでも笑顔でやり過ごせる
離乳食のスプーン投げてカーテン汚れたー。
壁を爪でがりがりしてるー。
髪の毛を容赦なく引っ張ってくるー。
…これが赤ちゃんとの日常です。笑
ワンオペで家事育児をしている最中、こんなことされていたらきっといつか発狂していたと思います。
二人で家事育児を分担していても正直手が全く足りていませんが、それでも会話が通じる大人といつでも会話できる状況なので、割と笑顔でやり過ごすことが出来ています。
「これも成長だね」という魔法の言葉が言い合える大人がいれば、赤ちゃんからの洗礼も割と耐えられます。
授乳中に噛むのは例外だけどね…
日常の親子写真が残せる
「子供の写真はあるけど、家族写真がない」
こういった投稿をよくSNSで見かけます。
たしかにワンオペで出かけても自撮りで撮るしかないし、お世話しながらだと想像以上に難しいんですよね。(自撮り写真もそれはそれで良さがあって好きだけど)
W育休だとどちらかがお世話して、もう一人が撮影することができるので、バリエーション豊かな写真が残せます。
大抵すっぴんだけど、気にしない!笑
赤ちゃんの成長だけでなく親の成長も記録に残せるね!
「お世話ができる」の考えが持てる
「楽しく感じられるように「赤ちゃんのお世話ができる」って言おう!」
夫から言われてハッとした言葉です。
我が家では赤ちゃんとのお風呂は夫婦で交互に入れています。
そういうときも「赤ちゃんとお風呂にはいれる日」と言うようにしています。
「お風呂に入れなきゃ」よりも楽しい響きになる!
この考えは他の育児でも使えるワードですし、そう思うだけで育児の大変さよりもメリットが目立ってくることが増えました。
例えば「赤ちゃんに離乳食をあげられる」と思うと、「初めての食材を不思議な顔で食べてて可愛い!」とか「エプロンを必死で食べてて面白い」などプラス思考な考えがしやすくなりました。
この考えと出会えたのは、夫が「二人の子なんだから二人で育てる」という価値観のもと、W育休を取得してくれたことが大きかったと思います。もし私がワンオペだったらこの考えにたどり着ける日は、育児が終わったタイミングごろだったかもしれません。(それでも余裕がなくなってキレてしまうことがあるけどね…!)
体調不良に強い(回復が早い)
産後一カ月は「家事しま宣言」をし、夫がほぼすべての家事と母乳を出す以外の育児を行ってくれました。帝王切開での出産、わずか1週間ほどの里帰り期間でしたが、母体の回復はかなり良好だったように思います。
夫には感謝ばかり!
おかげで出産3か月目にはジム通いも再開することができました。夫婦どちらかが体調を崩しそうになってもデフォルトが2馬力なので、軽い不調のうちに回復に専念することが出来ています。
胸キュンシーンをリアルタイムで共有できる
赤ちゃんの胸キュンシーンは秒です。
いや、いつも本当に可愛いんですよ!(親ばか)
でも目がハートになっちゃうほどのズキュンっとくる一瞬は写真におさめられないことがしばしば。そんな秒の胸キュンシーンをその場で共有できて共感できるのは何にも代えがたいです。
長期のW育休だとお金のやりくりはどうしても必要ですが、夫婦でそういう時間を共有できて、今までの人生の中で心の潤いを感じています。
男性育休はお金に余裕がある人だけの制度?
正直なことを言うと、実際にW育休を取得するまでは「お金に余裕がある人がやるんだろうなぁ」と思っていました。たしかに、人間が増えたことで出費は家計にガツンときます。何よりも大切な赤ちゃんなので、冷房も床暖もガンガン使いまくる生活です。
ですが、なにも調べずに「育休なんて無理」と諦めるのは先決すぎます。
育児給付金を活用すれば意外にもお給料の8割程度、もらえる可能性が高いです。
ネットで調べると簡単にシミュレーションしてくれるサイトがたくさんでてきます。
夫はいろんな情報を調べてシミュレーションした結果、なんと1円の狂いもなく計算できていました。(これはさすがに奇跡的)
あくまでもシミュレーションなので、我が家では結果をさらにシビアにさせた金額感で計画を立てました。もちろん急な出費に備えた多少の貯金は必要ですが、「できれば男性育業とりたい!」と少しでも思っている場合は、希望の芽を形作るためにも様々な情報収集を行ってみてください。
育休中パパの記事を読みたい方はこちらもぜひ
まとめ:W育休を取って良かった!メリット5選
いかがでしたでしょうか?
ここでは書ききれないほど他にもメリットはありますが、実際にW育休を経験してみて、リアルに感じているものをリストアップしてみました。
〇割となんでも笑顔でやり過ごせる
〇日常の親子写真が残せる
〇「お世話ができる」の考えが持てる
〇体調不良に強い(回復が早い)
〇胸キュンシーンをリアルタイムで共有できる
我が家はW育休期間8か月目。
赤ちゃんは1日重ねるごとに、目まぐるしく成長しています。
W育休ですが、それでも育児に余裕がある、なんてことはなく毎日怒濤に過ぎています。夫婦そろって赤ちゃんと過ごせる時間は、きっと死ぬ瞬間にもふと思い出しちゃうくらい、人生の中で貴重な時間になるだろうなと実感しています。
男性育休は夢物語なものではないし、お金にすごく余裕がある人だけのものでもありません。
金銭面においては、育児給付金でまかなえるところが大きいです。
この記事が、W育業を考えている方の後押しになれば幸いです。